ノストラダムスの大予言を信じて、徹夜した話

1999年のノストラダムスの大予言をご存じでしょうか。

 

ノストラダムスという人が、1999年7の月に人類が滅亡するという予言をした話なのですが、当時小学生の私は誰かから聞いたり、テレビや本屋でみていました。

 

いわば洗脳とも言えますが、結構信じていたのです。

 

信じたかったとも言えます。勉強も嫌だったし、家庭内も少々複雑で…滅亡するなら滅亡してもらっても良いと。

 

時は流れて…。

 

1999年。あの年です。

 

私は高校3年生。世間はテレビなどでノストラダムスの大予言について特集を組み議論していました。

 

もうすぐ夏休み、これだけ長い間議論されているのだから嘘なわけがないと思い(バカですね)本当に滅亡するなら夏休みの宿題をしても意味がないとしないことにしたのです。(もう一度言いますが、バカですね)

 

一度決めたことは最後までやり抜くという長所が短所になった瞬間です。

 

7月最後の日に滅亡を今か今かと待っていたのですが、滅亡しなかったので、8月かもしれないと滅亡を待つ時間にイライラしながらも宿題をしないことを続行しました。

 

そして8月最後の休みの日の夕方頃に、まったく滅亡しないこと、世間がノストラダムスの大予言についてあっさりした感じになっているのに気がつきまして。

まさかの滅亡しない…という恐ろしい事態に陥りました。

 

『やばい』

 

頭のなかで危険信号が点滅しています。

とはいえ、夕食を食べてから宿題をやりだしました。徹夜です。何をどうしたかは覚えていないのですが、宿題を一切していなかったのでしにそうになりながらやりました。しんどい中で朝を迎え、ナチュラルハイで学校に行きました。英語の宿題だけ間に合わずでしたが、ノストラダムスの大予言に踊らされたバカな子供でした。

 

夏休みの宿題はさっさと終わらせるのが良いと思います。