幼少期、野菜が苦手でした。
で、母親はある時こんな事を言いました。「人参さん、〇〇に食べてもらう為にここにいるのに、食べてもらえなかったら悲しいって泣いちゃうよ」と。
私としては、え?本当なん?でも豚さんとかはそんなん嘘やろ!と思いましたが、母親に言われたからには食べなくてはいけません。人参完食です。母親は成功したと思ったのか、それからは食べてもらえなくて可愛そうと言うようになりました。
で、私も大人になり母親になりまして。勿論野菜はほぼ食べれます。ですが子供は例に漏れず野菜が苦手なのです。
色々考えたりしてやってましたが、なかなかで。
私に通用した食べてもらえなくて可愛そう作戦はあえなく失敗に終わりました。子供に「そんなわけない!」と言われました。だよねと内心思いましたが、そうだよねとは言えず。
なので今は、人間はお米や野菜、魚、お肉等の命をいただいているのだから、必ず感謝の気持ちを持ちいただきますとごちそうさまを言うことしています。
結局野菜については強制していませんが、徐々に食べれるようになってきました。
驚きですよね。自分からブロッコリー食べるって言い出したときは。何が起こったのかと。
子供の話を聞いているとどうやらお友達がブロッコリーを食べていたので、自分も食べるとなったようです。ありがとう幼稚園、ありがとうお友達、そしてブロッコリーを弁当箱に入れてくれたお友達のお母さんありがとうです。
ブロッコリークリアです!